229: 2013/06/06(木) 01:47:24.13 ID:yHeSxsFd0
前回:モバP「子供って可愛いよな」 美世「何か言った?」
最初から:モバP「子供って可愛いですよね」
P「子供って可愛いよなー」
仁美「そんなことより慶次様だよ!慶次様かっこいいよね~!」
P「利益な」
仁美「……ん?」
P「慶次じゃなくて利益な?」
仁美「え、慶次様は慶次様でしょ?」
P「間違ってはいないが、本名は前田利益だからな」
仁美「いや、ほら、アタシはどっちかというと史実よりも」
P「にわかはだりーくらいでいいんだよ!」
仁美「!?」
231: 2013/06/06(木) 01:59:38.81 ID:yHeSxsFd0
P「いいか?ゆあっしょー☆な漫画を書いてる人のアレは限りなくノンフィクションに近いフィクションだ」
仁美「いや確かにレッツパーリィとか無双とかあそこまでいくとやっぱフィクションだよねって思うけどさ」
P「史実ではあんな大柄な男という記述はどこにもない、あったとしても上杉景勝や直江兼続のとこくらいしか」
仁美「待って!ちょっと待って!」
P「なんだ?」
仁美「今プロデューサーがアタシにしていることは」
P「ふむ」
仁美「ファンにアイドルの私生活をバラしているようなのと一緒だよ!!」
P「いや前田利益は既に亡くなってるし、そもそも史実として公表されているわけであって」
仁美「そういうことじゃなくてアタシの慶次様を穢さないでよ!!」
235: 2013/06/06(木) 02:16:22.28 ID:yHeSxsFd0
P「そうは言ってもだな……アイドルをやっている以上、仁美が間違った情報を公に謳うことによって」
仁美「いいの!慶次様は慶次様だもん!!」
P「俺も花の慶次とか戦国無双とか好きだからわからなくもないけど、現実とごっちゃにするのは良くないぞ?」
仁美「プロデューサーの意地悪!そんな話は粋じゃないよ!!」
P「あのなぁ……じゃあ逆に考えてみろよ、前田利益は前田慶次前田慶次って言われて、どう思うよ?」
仁美「いいじゃん、慶次様カッコイイじゃん」
P「利益は思うぞ?そんな虚構ばかりを信じないで、って」
仁美「…………」
P「確かに全部が全部、嘘だとは言わない……でもな、利益だって物凄い教養が高くて、その教養の高さから生み出された連歌は当時の歌人を唸らせる程素晴らしく」
仁美「……いい、もういいよ」
P「…………」
仁美「別にね?慶次様の本名は利益だったとか、漫画やゲームの慶次様は本当の姿じゃないとか……そんなのはどうでもいいんだ」
P「……ふむ」
仁美「でもね、自分が好きな人や物を否定されるのって、すっごく辛い」
P「…………」
仁美「だから、今のプロデューサーの話は聞きたくない」
236: 2013/06/06(木) 02:28:22.67 ID:yHeSxsFd0
P「仁美」
仁美「…………」
P「俺が前田利益と出会ったのは、ゲームが一番最初だった」
仁美「…………」
P「いくらかぶき者とはいえ、こんなライオン頭の武将がいるわけないだろって、爆笑しながらプレイしたよ」
仁美「…………」
P「その次に劇画チックな漫画で再会した、ゲームとはまた違った彼の漢らしさに熱くなってた」
仁美「プロデューサー……」
P「そんでもって、じゃあ彼は本当に実在したのか?って思ってネットやら文献やらを漁ったよ……そして憤怒した」
仁美「……っ」
P「俺の知っている前田慶次はこんなのじゃない、もっと破天荒で、もっと華やかで、もっとかぶき者だ、って」
仁美「…………」
P「でもそれってさ、当然のことなんだよな……お前達アイドルってのは、日本語だと偶像って意味になる」
仁美「……偶像?」
P「そ、仏とか神とかの像を木やら土やらで勝手に想像して作った像」
仁美「勝手に……あ」
237: 2013/06/06(木) 02:34:43.52 ID:yHeSxsFd0
P「皆まで言うつもりはさらさらないけど、そういうことだ……俺達が勝手に作り上げたイメージ像を押し付けたところで、その人はその人以上でも以下でも無いんだよな」
仁美「…………」
P「そう思ったらさ、アンチ紛いな気持ちもどっかいっちゃってさ、前田慶次も前田利益もどっちも彼には代わり無いんだよなーって」
仁美「プロデューサー……その」
P「ん?」
仁美「ごめんなさい」
P「謝られる筋合いは無いかな……そんなことよりも」
仁美「……?」
P「お前の好きな前田慶次の魅力、俺に教えてくれないか?代わりと言ったら難だが、前田利益の魅力を余すとこなく教えてやるからさ?」
仁美「……うん、教えてほしいな」
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239: 2013/06/06(木) 02:45:42.29 ID:POn5tzXX0
p「虎はなぜ強いと思う?」
P「元々強いからよぉ!!」
p「パパ、前田慶次の真似上手だね!」
P「ははっ、パパはかぶいてるからな」
p「ちかたないね」
仁美「……昔はあんなに利益利益ってうるさかったのに……Pさんは粋じゃない!」
P「まぁそう言うな、仁美だって聖地巡礼しているうちに利益様利益様ってあれだけ」
仁美「いいの!アタシは慶次様だろうと利益様だろうと彼の魅力にぞっこんだから!」
p「パパ、前田慶次にママ取られちゃったね」
P「大丈夫だ、問題無い」
p「?」
P「だってママは夜の戦場ではパパの朱槍にぞっこたわばっ!?」
仁美「さぁpちゃん?そろそろおやすみなさいの時間ですよー?」
P「理不尽だ……」
p「ちかたないね、パパおやすみー」
仁美「……Pさん?」
P「ん、なんだい?」
──たまにだったら──
──かぶいてもいいからね?──
丹羽仁美編おわり
モバP「子供って可愛いですよね」 菜々「ですよね!
引用: モバP「子供って可愛いですよね」
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